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スピノサウルスの化石

戦火で失われた化石

Posted on 2020年4月18日2020年5月7日

画像 by randomdinos

スピノサウルスの化石を初めて発見したのはドイツの古生物学者、エルンスト・シュトローマです。

歴史的大発見

彼は1910年から1911年の間にエジプトを探検し、数々の化石を発見しました。その化石の中にとんでもない歴史的大発見がありました。

シュトローマが特に注目したのは脊椎せきつい上部の突起とっきがとても長い標本ひょうほんです。

彼はこの骨は大型の獣脚類じゅうきゃくるいのものであると考え、その特徴とくちょうから『スピノサウルス(棘とげのある蜥蜴とかげ)』と命名しました。英語では『Spinosaurus』と書きます。発音的にはスパイノサウラスと表記した方が近いと思います。

戦争はダメ!絶対ぜったいダメ!

戦争というのは国と国(最近では国じゃないこともありますが)が戦い人と人が殺しあう最低最悪の行為です。

この人類史上最も愚かな行為は、人の命を奪うだけでなく、歴史的・文化的な価値のあるものも何の考えもなしに破壊します。戦争によって失われた大切なものは二度と元通りにはなりません。人の命も、建物や文化、学術的に価値のあるものも、何もかも無くなっていしまいます。大した意味もなくそれらは奪われてしまうのです。戦争を絶対に許容しないでください。戦争を起こそうとする人の考えに同調にしないでください。

全部燃えました

話が逸れました。話を戻します。シュトローマが発見したスピノサウルスの骨ですが、第二次世界大戦中、ミュンヘン空襲の際にすべて焼失してしまいました。

スピノサウルスの化石はそれほど数多く見つかっているわけではありませんので、当時の化石が残っていれば、今の解析技術でもって新たな発見ができたかもしれません。残念です。

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