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英語:Carcharodontosaurus
カルカロドントサウルスは白亜紀の前期後半から後期序盤まで、現在の北アフリカあたりに生息した大型の肉食恐竜です。ティラノサウルスレックスと同等かそれ以上の巨体を持つ肉食恐竜ですので、人気を集める素養はあると思います。
名前の由来は鮫みたいな歯
カルカロドントサウルスという名前の意味は二つあります。
一つ目は古代ギリシア語で「ギザギザの歯を持つ蜥蜴」という意味です。
二つ目はホオジロザメ属(Charcharodon)と蜥蜴の合成語です。
どちらにしてもカルカロドントサウルスの持つ、薄くて鋸状の、鮫のような歯に由来しています。
16センチの鋭い歯
カルカロドントサウルスの特徴は何といってもその鮫のようなギザギザの凶暴な歯です。歯の大きさは16センチメートルにもなり、横幅は薄く、鋸状のギザギザが付いています。

この歯、やばくないですか?これは実物の歯ではなく復元されたものですが、まじやばいですよね?
噛まれたらものすごく痛いでしょうし、鋸状の歯で付けられた傷跡はズタズタになっているでしょうから、出血も激しく、なかなか治りません。もしタイムマシンで白亜紀に行けたとしてもカルカロドントサウルスに近づくのはやめましょう。