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スピノサウルス

二足歩行?四足歩行?

Posted on 2020年4月16日2020年5月7日

画像 by deskridge

スピノサウルスは二足歩行。鼻先を水に浸つけて獲物を探し、その細長い口でオンコプリスティスを咥くわえ、陸上でむしゃむしゃ。前足で魚を捌さばく。

2011年ごろのスピノサウルスのイメージはこんな感じでした。

2013年、シカゴ大学のニザール・イブラヒム(Nizar Ibrahim)はサハラ砂漠の地層から、多くの化石を発見しました。その中には、スピノサウルスの化石も含まれており、それにより多くのことがわかりました。

ニザールの動画をこちらで見ることができます。日本語字幕も付いていますので、ぜひ一度ご覧ください。

スピノサウルスは河の王様?

発見されたスピノサウルスの足の骨は、幅はばが広く、まるで水かきのようでした。他にも、頭骨とうこつが鰐わにに似ている、骨の微細びさいな内部構造ないぶこうぞうがとても緻密ちみつであるというような、水中で長時間をすごす生物によく見られる特徴とくちょうが発見されたことから、ニザールは、スピノサウルスは主に水かきを使って泳いでいた、もしくは柔らかい堆積物たいせきぶつの上を歩いていたと考えました。

ニザールはこのティラノサウルスよりも大きな体を持つモンスターが太古の河の支配者だったと語っています。

そして水中生活に適てきした骨格こっかくのスピノサウルスは、陸上では前肢ぜんしをついて四足歩行していたのだと予想しました。

スピノサウルス 四足歩行
by Manuelsaurus

反対意見もあった

当時の気候を鑑かんがみると、スピノサウルスが生息するような大きな河がそんなにあるかな?

そんな河があったとしても乾季かんきで干上ひあがったりするんじゃない?

スピノサウルスの体は泳ぐのに適てきしていないんじゃない(特に帆ほの部分)?

などという意見もあり、スピノサウルスの生態については議論が盛り上がっています。

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